みなさんこんにちは、メガネです。
「宿題やったの!?」と何度も言い続けるのは大変ですよね。
子供がなかなか家で勉強しない場合、親はどうすればよいか、元塾長の立場からお伝えしていきます!
この記事は次のような人におすすめ!
・子どもがなかなか勉強しなくて困っている
・宿題をやるよう塾から注意されている
個別指導塾の宿題の量
個別指導塾では、子供ひとりひとりにあわせて宿題の内容や量が決められています。
基本的には、仮に週に1回の通塾なら、その子が1週間で無理なくできる量になっています。
成績や通塾状況によっても異なるので一概には言えませんが、塾の授業で扱った問題量の2~3倍が宿題になっていれば妥当でしょう。
単に量が多すぎて宿題をやりきれない、という場合は、遠慮せずに塾長に相談しましょう。
塾の先生が宿題でチェックしていること
まずは、塾の先生が宿題を通して何を見ているのかお伝えします。
①問題の正答率
授業で扱った内容が正しく理解できているか、忘れずに定着しているか、は1番最初に見るポイントです。
間違えている問題があれば、なぜ間違えたのか、どこが理解不足だったのか、を先生は把握します。
理解できていない部分は、次の授業に進む前にもう一度復習しておく必要があるためです。
②どれぐらい時間がかかっているか
出した宿題にどれぐらい時間がかかったか、も先生は知りたいと思っています。
想定より時間がかかっていたり、逆に早く終わってしまっていたりする場合は、宿題の量を調整します。
また、いつ宿題に取り組んでいるのかを聞き、家庭学習の習慣を把握することもしています。
ぜひごまかさずに現状を教えてください。
③やり直しができているか
宿題はただやればいい、というものではありません。
一番大切なのが、間違えた後の「やり直し」です。
赤ペンで答えを書いて終わりではなく、解説を読んで、自分がどこで間違えたのかや、忘れていたことや新しく知ったことなどをノートに書きこんだりすることが大切です。
もちろんそのあとに解き直しもしてください。
赤ペンで答えを書いただけのノートは、宿題をやっていないのと同じレベルで意味がありません。
塾の先生は、ノートへの書き込みを見て、お子様の理解度をチェックしています。
我が子が宿題をしない時、親がすべきこと
「親の言うことは聞かないんです…」と塾に丸投げしてしまいたくなる時もありますよね。
少しでも親にできることはないでしょうか。
私が塾長をしていた時によくあった例をもとにお伝えします
①勉強する環境づくり
「宿題しなさい」と口だけ出して、実は子供が勉強する邪魔をしていませんか?
夕飯の後に親はすぐテレビを見る、とか、親がずっとスマホを触っている、などの環境は、親が勉強に協力しているとは言えません。
また、スマホが勉強の妨げになっている場合は、宿題をする時間は電源を切って子供部屋に持ち込まない、などのルール作りも必要でしょう。
どれも、「勉強する」ことの責任をすべて子どもに負わせるのではなく、保護者も協力して一緒に取り組もうというスタンスが効果的です。
②子どもの本音を聞く
忘れてはいけないのが、宿題をしないことに対して子供がどう考えているのか、本音をしっかり聞くことです。
個別指導の場合、先生との距離が近いので、言われた宿題をやらないことは、その先生を無視しているのと同じ状況になります。
集団塾の場合は、宿題をやっていなくてもバレなかったり、個人が注目を浴びる機会が少なかったりして、なんとなく逃げ続けることができてしまいますが、個別指導塾ではその真逆のことが起こります。
宿題をやらないことは「先生への宣戦布告」と言っていいほど覚悟が必要なのです。
そのため、子どもが宿題をやらない(やりきれない)場合は、何か理由があるはずです。
量が多い、難しくて進まない、見てもらえないのでやる気が出ない、など、子どもの本音が聞ければ、それを塾に伝えて対策を練りましょう。
個別指導塾を選んでいるのですから、子どもの状況に合わせて塾に対応してもらうことが何よりも大切ですよ。
「先生が何も言わないから宿題をやらなくても大丈夫」なんてことがあれば、すぐ塾長に相談を!(その場合は担当の先生に問題があります。)
いかがでしたか?
お子さまの成績向上に欠かせない家庭学習、最大限の効果を得られるようにしていきたいですね!
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