こんにちは、メガネです。
個別指導塾といえば、「値段が高い」イメージがありますよね。
特に講習は、どれぐらい費用がかかるのか、塾から提案を受けるまで分からないのが特徴です。
この記事では、少しでも保護者の方の不安を減らすため、講習に関して塾側がどんなことを考えているのか、内側をお伝えします!
この記事は次のような人におすすめ!
・高校受験を予定している
・講習内容はどうやって決まるのか知りたい
・塾からどんな提案をされるのか不安
個別指導塾での講習とは
個別指導の夏期講習・冬期講習・春期講習では、ほとんどの時間で普段の授業ではできない戻り学習(復習)を行います。
特に高校受験生は、全中学範囲をおさらいしていく必要があるので、時間をかけてじっくり復習できる講習はとても重要です。
個別指導塾では、お子様にあわせてカリキュラムが決まるため、事前に塾長と面談を行い、そこで講習内容について提案を受けるのが一般的です。
塾の先生が考えていること
塾の先生はうちの子のどこを見て講習を提案してくれているの?
①模擬試験の成績
直近の模試結果をみて、理解できていない単元をピックアップします。
さらに、その単元のもとになる内容(前の学年の単元など)も復習が必要だと判断し、講習内容として選出します。
復習が必要な全ての単元がピックアップできたら、講習カリキュラムを組んでいきます。
②志望校と実力のギャップ
志望校に実力が届いていない場合は、お子様が得点・偏差値を上げるために必要なことを戦略的に考えます。
例えば数学の大問①で確実に点を取れるような訓練や、英語の長文読解のスピードを上げる訓練、などです。
お子様の現状と志望校を最短でつなぐために、ひとりひとりにあわせた計画を立てていきます。
③日頃の学習進捗
日頃の授業の様子をみて、説明をすぐに理解できるか、質問は多いか、問題を解くスピードはどうかなど、1回の授業でどれぐらい進むか目途をたてます。
その授業進捗と、①②でピックアップした内容とをあわせて、講習の授業回数を決めていきます。
④家庭学習の習慣
出した宿題をちゃんとやってくるか、はとても重要です。
宿題は、学んだことを定着させるために必ず取り組んでほしいのですが、宿題ができないなら、その分通塾の回数を増やして定着させていくしかありません。
日頃から宿題ができないタイプのお子様だと、講習回数は多くなりがちです。
「高い」と思ったら
講習の提案を受けて、「高すぎる」「予算オーバー」だと思ったら、まずは以下の内容で相談してみましょう。
①授業回数の根拠を聞く
上記でお伝えした通り、塾の先生はいろんなポイントを見て講習カリキュラムを組んでいます。
回数が多いと感じる場合は、そうなった理由を詳しく聞いてみましょう。
高い講習費を払うのですから、内容に納得することは大切です。
②授業と宿題のバランスを相談
内容に納得したうえで、どうしても払えないとなった場合は、授業で扱う予定の内容を、家庭学習(宿題)で代替できないか相談してみましょう。
ですが先に説明した通り、家庭学習の習慣がなかったり、やっているつもりでも理解できていないタイプのお子様の場合は、宿題だけに頼ってしまうと成績アップしない可能性もあります。
「うちの子はやればできるはず!」と過信せずに、これまでの学習の様子をふまえて、塾長から冷静に話を聞きましょう。
③予算を伝える
最後はシンプルに予算を伝えて、その中でおさまるようにお願いしてみる、というのも1つの手段です。
費用を削るということは何かが犠牲になるので、この方法はあまりお勧めしませんが、信頼できる塾長なら相談してみてもいいでしょう。
何が犠牲になるのかきちんと説明を受けて、お互いに納得できるようにしておきましょう。
いかがでしたか?
お子様のことを考えて作られた季節講習を、保護者も納得して受講できるとよいですね!
個別指導塾で他にどれぐらい費用がかかるのかは、こちらの記事を参考にしてください。
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