どっちを選ぶ?集団指導塾と個別指導塾。それぞれのメリットデメリット

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みなさんこんにちは、メガネです。

世の中にはたくさんの塾がありますよね。きっとこのページを見てくださっているかたは、まさに今、たくさんある塾を比較検討されているところなのではないでしょうか。

この記事では、塾選びの導入部分、集団指導塾と個別指導塾の違いについて説明していきます。

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この記事は次のような人におすすめ!

・初めて塾を検討している

・集団指導塾と個別指導塾と、どちらにしようか迷っている

・それぞれのメリット・デメリットが知りたい

集団指導塾と個別指導塾の違い

学習塾には、大きく分けて「集団指導塾」と「個別指導塾」の2つがあります。

まずはこの2つの違いを整理しておきましょう!

授業スタイル

1番違いが分かりやすいのは授業スタイルです。

集団指導塾は、学校と同じように大人数が一斉に1人の先生から同じ授業を受けるスタイルで、個別指導塾は、先生1人が子ども2~3人の授業を担当するスタイルです。

個別指導塾の授業内容は、子ども1人ひとりに合わせてカリキュラムが作られていて、先生は担当する2~3人を順番に回りながら授業を進めます。

先生が回ってこない間は待っているのかと思うかたもいるかもしれませんが、そうではなく、先生から教えてもらう時間と、1人で問題を解く時間を繰り返して授業は進みます。

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どちらの塾も、授業時間の中で問題演習をしたり解説を聞いたり、小テストがあったり、という点は共通しています。

授業をする先生

授業をする先生にも違いがあります。多くの集団指導塾は、その塾の社員やいわゆるプロ講師が、個別指導塾は、大学生のアルバイトが担当していることが多いです。

集団指導塾はそのクラスの教科を担当する先生が決まっていますが、個別指導塾は先生がたくさんいるため、先生とあわない場合は担当を替えてもらうことができます。

もちろん集団指導塾でも学生アルバイトが担当していたり、個別指導塾でもその道20年というようなベテランの先生がいるケースもあるので、気になる場合は検討している塾に確認してみてください。

費用

保護者として費用は気になりますよね。2種類の塾で仕組みが大きく違います。

集団指導塾は、コースやクラスごとに、開講している曜日や科目が決まっています。

そのため、入塾してどのクラスに所属するか決まれば、通う量=つまり費用も自動的に決定します。各クラスによる費用は、塾のホームページや資料に記載されているので、ある程度心づもりができますね。

それに対して個別指導塾では、入塾前のテストやカウンセリング等を通して、必要な通塾量を相談して決めていきます

例えば英語・数学の2教科を1週間に1回ずつなら、週2コマ分の月謝になりますが、英語を週2回・数学を週1回なら、週3コマ分の月謝になります。

入塾前カウンセリングで、我が子にどれぐらいの通塾が必要か、塾長から提案を受けるので、入塾するまではっきりした費用の見立てが立ちにくいのが個別指導塾です。

もちろんご家庭の予算がある場合は、それをふまえた通塾量を塾長と相談しましょう!

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日常的に通う通常授業と、夏期講習などの講習は別料金のところがほとんどです。こちらも入塾前に確認しておきましょう。

講習も含め、個別指導塾でかかる費用はどうやって決まるのか、別の記事で詳しく解説しているのであわせてどうぞ。(追って更新します)

集団指導塾のメリット・デメリット

次はそれぞれのメリット・デメリットについてです!

メリット:ライバルとの競争がある、順位がわかる

集団指導塾のメリットは、ライバルとの競争があることです。

授業中の発言で理解度が浮き彫りになるだけでなく、宿題をやったかやっていないか、小テストが何点だったかなどもオープンになります。

塾によっては成績順で席が決まったり、模試の成績が貼りだされたりということもあるかもしれません。

周りの子たちの勉強の様子が嫌でもわかるので、競争心の強い子や、見られていると頑張れる子には良い環境ですね。

集団の中での自分の順位が分かりやすいため、成績が伸びてきた時の達成感はひとしおです。

デメリット:勉強している気分になりやすい、結局塾についていけないことが起こりやすい

逆に、デメリットは”勉強している気になりやすい”ことです。

「塾に行っている」という事実だけで頑張っている気がしてしまい、結局成績は上がっていないということがよくあります。

また、学校と同じ授業スタイルのため、基礎力が備わっておらず学校の勉強についていけていない場合は、同じように塾でもついていけないということが起こります。

保護者も、塾に行かせているという安心感があるため、塾のテストや模試で悪い結果が出てしまうまで、子どもの現状に気づかないというケースも珍しくありません。

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勉強に意欲的な子どもにはおススメですが、先生が細かく面倒を見てくれるわけではないので要注意です。

個別指導塾のメリット・デメリット

メリット:子供にあわせてもらえる、親子ともに質問しやすい

個別指導塾のメリットは、文字通り、個別に指導してもらえる=子供にあわせてもらえる、ということです。

子供の性格にあった先生をつけてもらい、学力レベルにあわせた教材を使って、理解に応じた進め方をしてもらえます。

先生がすぐ横にいるので授業中に質問がしやすく、わからないまま進むことが少ないのも安心できるポイントです。

また、塾長との距離も近いので、保護者も気軽に我が子のことを相談できるというメリットもあります。

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勉強が苦手・得意、どちらのタイプでも個別指導のメリットは享受できます!

デメリット:危機感が芽生えづらい、費用がかさみやすい

デメリットは、危機感が芽生えづらいことです。

1人ひとりに合わせた指導になっているぶん、周りと比べる機会がありません

定期テストや模擬試験などの結果に応じて自分に必要な学習をしていくため、ライバルは常に自分、です。自分に甘い性格の子にはおススメできません。

また、費用がかさみやすいのもデメリットです。

個別指導塾はあらゆる機会ごとに通塾量を増やすことができるため、追加費用が発生しやすいという特徴があります。

これについては、こちらの記事で詳しく解説していますので、あわせてどうぞ。

塾選びの前に気を付けること 

最後に、メリット・デメリットよりも大切な、塾選びのポイントについてです。

塾に通う目的にあわせて選ぶ

 集団指導塾か個別指導塾かに限らず、何のために通塾するのか、親子でしっかり目線合わせをしておきましょう。

発展的な受験対策なのか日常学習のフォローなのか、それによって塾に求めること・塾選びで重視するポイントが変わります。

個人的には、先述のメリット・デメリットを踏まえると、学校では物足りず、受験を見据えて上をどんどん目指したいという場合は集団指導塾を、学校の勉強でわからないことが多いから塾に行く、という場合は個別指導塾をおススメします。

一方で、集団指導塾と個別指導塾を併用するという方法もあります。

集団指導塾の環境が苦手でなければ、メインは集団指導塾に通い、苦手な教科だけ個別指導塾で克服するという使い方が効果的です。

それぞれのメリットを両方受けられるに越したことはありませんね!

子どもの性格にあわせて選ぶ

いくら保護者がこの塾に入れたい!と思っていても、子どもの性格によってはあわないこともあります。

競争が好き、負けず嫌い、というタイプのお子様には集団指導塾が向いていますし、マイペース、とことん突き詰めたい、というタイプのお子様には個別指導塾が向いています。

学力を伸ばすには自分の弱点に向き合うことが必要ですから、あわない場所で無理をしても良いことはひとつもありません。我が子の意見を聞きながら一緒に塾選びをしましょう。

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いかがでしたか?

今回は、集団指導塾と個別指導塾についてお伝えしました。我が子が通うにはどちらがいいか、イメージできたでしょうか。

通える範囲にいくつか塾の候補がある場合は、さらにそこからどの塾にするか迷いますよね。より我が子にあった塾を選ぶにはどうすればよいか、よければこちらの記事も参考にしてください。(追って更新します。)

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